加古川市のお客様から、珍しいカメラをお売りいただきました。 | 加古川のリサイクルショップとしての取り組みや日々の営業風景を公開中

GW真っ只中ですが、みなさまはいかがお過ごしでしょうか。

旅行や実家に帰省されている方も多いかと思いますが、案外多いのが、暑くも寒くもないこの時期に、あえて大掃除をする方です。

私たちリユース業は、年末や引越しシーズンが繁忙期なのは間違いないですが、上記理由で、GWも多くのご依頼を頂きます。

弊社も、おかげ様で、既に多くの出張買取のご依頼を頂いておりますが、今でしたらまだ若干の空きがありますので、GW中に片付けをされていて、不要品などありましたら、ぜひご依頼下さい。

店舗へお持込み頂く場合は、GW中は出張買取で留守の場合が多いので、ご予約頂くか、ご来店の前に電話にてご確認をお願いいたします。

さてさて、本日ご紹介させて頂くのは、RicohのHankenというカメラです。

このカメラは、1953年に発売された16mmフィルムを使用する小型カメラです。

Hankenという名前の由来は、犯研なのですが、それは警視庁犯罪科学研究所の事です。

警視庁犯罪科学研究所からRicohに、ステキーを応用して「隠し撮りカメラ」を作るように要望があり、開発されたスパイカメラです。

特徴は、二重露出防止・反射、透視両ファインダー搭載・ワンタッチ巻き上げなどです。

ボディサイズは巾43mm、高さ61mm、奥行き29mmです。

こんな小さなカメラが、70年くらい前に、犯罪捜査で活躍した事を思うと、本当にワクワクしますよね！

ご依頼者様の亡きお父様がカメラ好きで、多くのカメラを所有されていたそうですが、ほとんどのカメラは、もう10年以上前に遺品整理として売却されたそうです。

しかし、小さなハンケンは、おもちゃのカメラか、カメラのミニカー的なものかと思って、何とも思わずに引き出しの奥に放置されていたそうです(^^;

恐らくですが、こんな珍しいカメラをお持ちだったという事は、かなりのコレクターかと思いますので、ライカやハッセルブラッドなんかに紛れていたら、これはおもちゃと思って、避けて放置してしまうのも仕方ないですね（笑）

そもそも今回のご依頼は、このハンケンカメラではなく、家電やキッチン用品など不要品の買取のご依頼で、ついでに一応聞いておこうという感じで、こんなおもちゃみたいなカメラがあるんですが、もし良ければどうぞという感じでしたので、ご依頼者様も、かなりビックリされていましたし、私も、正直、こんな珍しいカメラに突然出会えるなんて思っていませんでした（笑）

一応聞いて頂いていなければ、こんな貴重なカメラが、不燃ゴミで処分されていたかと思うと……

こんな事もありますので、何でもお気軽に、一応聞いてみてください！

ハローリユースは、気軽に何でも相談できるお店を自負しております!!